<四つ角のツバメ 3> そっちとかこっちとかあっちとか、ペラペラミットの内に潜む<黒い比較>が、外からの刺激によって突発的に毒を吐く意識になる。でも、ペラペラミットの、自己中ポジティブ意識の変わり身の早さと浄化機能は高性能だ。

大阪の『笑い』を売る会社吉本興業の団体芸「ずっこけ」は、世界で一番軽い伝統かもしれない。しかし、チームワークが不可欠だ。

           四つ角のツバメ 3

           性格がバラバラでも、ワンチームだ。

  宇和海の北の隅っこ、日はまだ高く、千鳥丸はピクニック気分でスキップ前進。

  八幡浜、スナック『スポット』開店準備中。

  点は動いて線になる。線は動いて面になる。ミットは動いて犯罪者になる!?

   伊方町大浜、夕暮が迫る。

  スナック「ハローグッドバイ」のママさんの理性というか分別なんてこんなもんだ。

        ケイコさん、友人喪主の葬儀から帰る。

      夜十時。ミット、スナック「スポット」の横の階段を駆け上がる。

               JAZZだ!

               JAZZだ!

                 JAZZだ!

                JAZZだ!

        死の恐怖を孕んだ悲鳴が四つ角を震わせた。

                            続く

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