『補聴器はスイスのメーカー 1』4月1日。桜散り始める。マスクヨボヨボジジイ突発性難聴改善なし、障害者手帳の手続き始める。

 関西メディカル病院耳鼻咽喉科、受付番号97、診察室へ。

 音はかすかに拾えるが、言葉が聞き取れない。まあ補聴器があるし気楽にかまえていたヨボヨボジジイ。聴覚検査表をチェックしたマスクメガネ先生がマスクヨボヨボの目を見ておっしゃった言葉を、マスクヨボヨボは聞き返した。マスクメガネ先生は再度マスクヨボヨボの耳元でしっかり伝えてくれた。マスクヨボヨボは確認するために、「障害者?」と聞き返した。マスクメガネ先生は顎を引いて肯定した。情けないマスクヨボヨボジジイ、シュンとなる。

千里ヶ丘、 晴天、人出が多い、花見だ。

 帰路、散り始めた桜の下で、「障害者や、大事にしてや」とマスク嫁に言ったら、蹴りを入れられた。

病院からモノレールの駅へ。

 桜の言葉が聴こえない。健常者でも聴こえまい。五分五分だ。

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