2023年(7) 両耳難聴者熟考し、嫁とスマートフォンは神器だと結論出す。スマートフォンは無言(文字だけ)でコミュニケーション可能だし、嫁は無償でこきつかうことが可能だ。へへへ・・・。

 1月15日入院初日の昼過ぎ。下の絵の如き状態の時、携帯と財布が手元にあることを知ったヨボヨボジジイ、緊急入院時に、冷静に対処した嫁に感謝した。

突発性難聴で両耳が聞こえなくなり、意識も肉体的機能もぶつ切りの輪切りにされたヨボヨボジジイの状態。

 今日は日曜日だ。クソ!イラストのデーターを期日の明日送るのは無理だ。今の状態とこれからの状況を先方に知らせることがいの一番だ。日曜日!家に嫁がいる。詫びなければならない相手の携帯番号をラインで送った。嫁が対処してくれるはずだ。それが日曜日の午後、ヨボヨボジジイができる限界だった。

 完璧な嫁はいない。当たり前だのクラッカー。完璧な携帯もない。当たり前だのクラッカー。

 夜、迷惑かける先方への連絡は終わったと嫁からライン。安堵したが、画面の充電量の線がほっそい、ほっそい、・・・血の赤だ・・。充電器は?アッレ〜〜。ヨメハーン!

 翌朝、充電器入手(コロナ病棟では規制がある)の件は、看護師さんにもいろいろアドバイスをいただいたが、結局は嫁にラインを送った。

 「携帯の充電器、アマゾンで送ってくれ」

 火曜日の朝から、満面の笑みで看護師さんが小包を届けてくれる金曜日の朝まで、死んだ携帯様はクソだ。

自由に動けるようになった木曜日頃のヨボヨボジジイ。頭はまだぶつ切れだが、身体が接続してきた。

 1日とおかず、向かいのカーテンが閉められた。新参者のヨボヨボ隔離患者入室。

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