原発の町1 2005年、四国の西端、佐田岬半島の三崎町、瀬戸町、伊方町が合併し、新・伊方町が誕生した。当時の愛媛県知事が推した「佐田岬町」の町名は旧伊方町が拒否した。海に入る猫を見た記憶がある。心を痛める猫がいた記憶もある。空を走る猫を見た記憶もある。

 1964年、小学校低学年の時に、愛媛県が走る犬の形だと、先生から教えてもらい地図帳をひろげた。その発見はオオクワガタを捕まえたぐらい、僕らを愛媛県人として喜ばせた。しかし伊方町民としては、オオクワガタを逃してしまったくらい落ち込んだ。走る犬のしっぽの根元、うんこが出る肛門あたりが僕らの伊方町なのだ。で、威張りちらす三毛猫の話。

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                             お終い。

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