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原発の町1 2005年、四国の西端、佐田岬半島の三崎町、瀬戸町、伊方町が合併し、新・伊方町が誕生した。当時の愛媛県知事が推した「佐田岬町」の町名は旧伊方町が拒否した。海に入る猫を見た記憶がある。心を痛める猫がいた記憶もある。空を走る猫を見た記憶もある。

 1964年、小学校低学年の時に、愛媛県が走る犬の形だと、先生から教えてもらい地図帳をひろげた。その発見はオオクワガタを捕まえたぐらい、僕らを愛媛県人として喜ばせた。しかし伊方町民としては、オオクワガタを逃してしまったくらい落ち込んだ。走...
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2023年(16) 高度難聴レベルのヨボヨボジジイ、頭の中の無法者のラジオ、OFFできず音楽鳴りっぱなし。音楽幻聴症状だ

 1月15日、コロナによる突発性難聴で入院、翌日からの一週間のステロイド点滴が勝負だった。その終了時点の状態が全てだ。後の追加治療で良くなる確率は低い。1月27日、標準純音聴力検査、ヨボヨボジジイ高度難聴レベル。この日から週一回、全4回の...
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 「bird」 飛べ!ヨボヨボ!1997

 老人のガラクタ整理。古い小さなスケッチブックが出てきました。26年前、1995年前後に起こった事件や事故や災害時の人々をスケッチしたものです。(スケッチブックの表題「bird」)  枚数が多いです。コーヒーでも飲みながらでも、ペー...
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「雑種犬チョー助のまだら模様」たったバケツ2杯の海水で、死ぬまで恩を忘れない雑種犬チョー助の義理と人情と失恋物語。

 偶然、私(中学生)の近所に引っ越してきて、突然馴れ馴れしく尻尾を振るものだから、気まぐれにじゃこ天を放り投げたら大きな口でナイスキャッチ!で私と同級生の関係になった、雑種犬チョー助君。 1 2 3 4 ...
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2023年(15) 鼓室内ステロイド療法2回目。ヨボヨボの身体機能の適応力、反発力に、ジジイ一瞬光を見る。

 一週間前、鼓膜を切られ、鼓室内にステロイドを注入された初体験のショックで、身体がグル〜リ、グル〜リと空中で4、5回転し、船酔い状態におちいったヨボヨボジジイ、「ピザ生地やん!」と意地のへなちょこボケをかますのが精一杯やった。一週間経ち、...
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2023年(14) 鼓室内ステロイド療法1回目。またしても関西メディカル病院の戦略にはまった。ヨボヨボジジイくるくる回されるピザ生地になる。

 鼓膜にメスを入れる!あんなでっかいメス、耳ん中入らへんやろ!無理にいれたら血だらけや!アホ!ヨボヨボジジイビビってんねん、鼓膜を切るって、水でパンパンの風船を切るようなもんや。頭がバーンと破裂して脳みそが日本中に散乱や。メガネの先生とよ...
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2023年(13) 11日間のコロナ隔離が解除。1月26日退院。看護師さん、リハビリの若者、ありがとうございました。

 関西メディカル病院の他のスタッフの方々もありがとうございました。  入院(コロナに感染し突発性難聴併発)1日目から、ヨボヨボジジイの頭の中を占領していた幻聴は降りしきる雨音で、今日は本物の雨音か?と期待して、朝の窓を覗くと光があふ...
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2023年(12)  コロナ隔離病棟の人々。二度あることは三度ある。ヨボヨボ達の幸運を祈る。

 うなだれて車椅子に乗った511号室のおばあちゃんが退院。焦茶色のダウンジャケットに、小さな紙袋を一つ膝に乗せて。看護師さん一人付き添う。5F、ナースステーションの前のエレベーターに乗り込む。看護師さんが話しかける。おばあちゃん小さく笑う...
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2023年(11) 重力のある「沈黙」の圧力から、無重力の「静けさ」へ解放されたヨボヨボジジイ。クリアー(明晰、鮮明、透明)な空中に浮かんでいるクリアーなヨボヨボジジイの至福。

 なんて清々しいんだ。空間だけではない、ヨボヨボジジイ自身がクリアーなのだ。ヒャー!明晰で、鮮明で、透明で、空気より軽いみずみずしい精神と肉体。夜中から未明のどこかで、クリアーなヨボヨボジジイが、明晰で、鮮明で、透明な大自然の「静けさ」の...
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2023年(10) 1月26日にコロナ隔離解除。不治30%、先が見えた突発性難聴、ヨボヨボジジイファイテイングポーズ崩さず。

 ステロイドの点滴投与が一週間で終わり、月曜から内服薬治療に変わった。隣のヨボヨボは点滴スタンドを杖がわりに、よっちらこっちらトイレや歯磨きにいそしんでいる。ベッドの上で上半身を起こし、ボロボロこぼしながら食事をする向かいのヨボヨボは、看...
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