1月15日、コロナによる突発性難聴で入院、翌日からの一週間のステロイド点滴が勝負だった。その終了時点の状態が全てだ。後の追加治療で良くなる確率は低い。1月27日、標準純音聴力検査、ヨボヨボジジイ高度難聴レベル。この日から週一回、全4回の鼓室内ステロイド療法で聴力の改善をめざした。その間も内服治療を継続し、聞こえなかった音が聞こえてきた自覚があったヨボヨボジジイとしては、3月4日の再検査に期待した。
3月4日。2週間ぶりに耳鼻咽喉科へ。標準純音聴力検査の結果、症状の改善なし。
約2ヶ月間、耳鼻科の先生と看護師さんとステロイドのアシストを得て突発性難聴と戦ったが、ヨボヨボジジイ、完敗。
ヨボヨボジジイの頭の中は甲子園球場の広さがあるに違いない。褌姿の男ががなる木遣り歌(音楽幻聴)の聞こえ具合が、甲子園の端と端の距離感なのだ。その火消しの歌は、私の頭の中で常に遠くに聞こえる。もちろん意味のある歌詞ではない、抑揚のある木遣り歌ふうの調子、ヨボヨボジジイにはこんな歌詞に聞こえた。
ヨ〜ソミーグーングーン♪ サ〜テネーゴーンゴーン♪ ショ〜ワーゲーンゲーン♪
ト〜タトーヤーンヤンーソーヤ♪ ナーニゴネーテターンターン ♪ クイックーチ〜ガル♪
シージ〜マーシージ〜マーキーテキテクレ♪ ソーレーユウー トウン トウン♪
ソーレーユウー トウン トウン♪
この症状を音楽幻聴というらしい。
次回聴力検査4月1日(エイプリルフール)。最後の検査のあと、推しの補聴器を見つける。多分。
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